ハル 2019/4/6ソワレ、12マチネ
ハルの感想書こうと思った矢先にひかぺであれ書かれてさぁ、もうどんな感想も勝てないよね、いや勝ち負けじゃないけどさ笑
ついに念願の!とか大阪まで見に行きたい!とか、メンバーに向けて書くなんてもうただのファンだよね笑
まぁそれはともかく、ネタバレ感想です。
の、前にジャンプさんのファンにはどうでも良い話ですが、私は坂本さんとカケモなんですけど、多分ほとんどの坂本さんのファンにとってもものすごーーく大切な作品がありまして「ボーイフロムオズ」って舞台なんですけど、本当にこれが思い出すだけで心臓がばくばくしてくるほど大切で大事な作品なんですけど、「ハル」はやぶちゃんのファンの人たちにとってそういう作品になっただろうなぁとおばちゃんは感慨深くそれを思ったわけなのです。
いやこんなに主役が朗々と何曲も歌い上げる舞台って意外と多くないんだよね…当て書き?かどうかはわかんないけど、オリジナルだからかなぁ。鍵の歌と最後の歌、本当に素晴らしかったね。高校生の役だからか若々しく歌うのも良かった。すごく「ハル」だった。ハルというか春というか青春というか。
このお話は、なんというか意外と「成し得なかった」人たちの物語ですよね。
流星は見えず、広場はできず、震災で街はより寂れ、ボクシングは勝てず、親友に戻れず、やっと見つけた夢は叶わず。
だけど来年は見えるかもしれないし、広場はスーパーになるし、復興は進むし、ボクシングは楽しいし、親友には戻れないかも知れないけどわだかまりはとれ、そして夢は託された。
ま(ふ)ゆからハルへ。
なーんて思っちゃったんですけどね。
とにかく若い人に幸あれと思う最後でした。
最後のシーン、七五三掛くんは笑ってたのかな。一回目はやぶちゃん見てて、二回目は双眼鏡忘れちゃったので見えなくて。
でも笑ってたらいいなと思いました。
親友には戻れないかもしれないけど。
まゆの両親のお話のとこ毎回泣いてしまって、でも泣きながらも「これが僕の心臓の音」って言葉がつい浮かんじゃっていたのはおばちゃんなんですいません汗
6月15日
行ってきました、3回目。当券チャレンジしなければ最後です。お席は後方真ん中ちょい上手。段差のある舞台だから位置によって感じ方だいぶ違いますねこの舞台。3階、真横、正面(近く)と見られて本当に良かったです。
いやしかしひかちゃん、ホント…君は努力の人だな…。膨大なセリフ量、回りにくい舌、でもどれも確実に初日より努力のあとが見えて……いやね毎回初見のみの人いっぱいいるわけで、舞台やる人としてはよろしくないかもしれない、きっとよくない…でも自分ヲタだからさ。そこは甘くします!!!だって!!!ヲタだから!!!!!良くやってる!!!ひかちゃん!!!!すごい!!!!がんばる子!!!!!!
特に今回一回も噛まなかった!!褒めたい!!!!まぁまだ上滑りする時もある、特になんとか卿なんとか卿続く時とか。低く喋るのだいぶやめたね、いや正解だよあれ変だもの。
だからか笑いを取る余裕も生まれて、セリフの言い回しずいぶん変わったなって驚いた。G2さんの指示なのか独自の解釈なのかはわからないけど、「オレを誰だと思ってる!」のところを指で撃つ真似したり、貴族の館で承る!をわざともごもご言ったり、ウィルに「逃げる時に考えるな!」で走るふりしたり、ところどころ可愛かったぞー。
カンパニーもノってるよね、B作さんのアドリブだいぶ目立つように笑 今回最後のシーンでメイド役の人が脚本を落としちゃって、B作さんわざと大声笑いを続けながら拾いに行ってた。ゆーやもたくさん褒められて乗ってるんだろうなぁ、二回噛んでたけど、それも力入りすぎた故って感じで良い意味で。
3回目にしてウィルとマーロウの最後のとこすごく良かったなぁと思った。前2回棒読みに聞こえちゃったんだよね、ひかちゃんね。でも今回あの無理な低い声ちょっとやめてるところもあったおかげ?で、低く喋る時とそうじゃない時、あと囁き声も多用して、抑揚があって、とても良かったよ。
追いつめられて必死のウィルと、もうすでに事件の概要を全部知った上で筋書きと覚悟ができてる余裕綽々のマーロウ、対比がすごく良かった。
そして最後の最期、フライザーに見つかったところの顔!!!ものすごい笑顔なの、驚きもなく、哀しみもなく、あーあ笑 って鬼ごっこしてて見つかった子供みたいな、無邪気な…。そして刺されて、絶命していく顔………。思い出しても泣けてくる。本当に良かった。
あれだけ滑舌のこと素人だって気づくんだから、演劇のプロ揃いの中の人たちが気づかないわけもなく、セリフ詰まるのも噛むのもすごく悔しかったと思う。そこを一切腐らないで一歩一歩がんばる八乙女さん、本当に尊敬するよ。
最後もう一回見たいような気もするけど、どうかな>< まぁあとは運任せで><
薔薇と白鳥6月1日 <ネタバレ>
1日の金曜日、マチネ見てきました。本当は行くつもりも取るつもりもなったんですけどもね、木曜日にお昼食べ終わってツイを見たらばあのひかぺでね…
なんか考えるより先に手が勝手に当日券チャレンジしていました。137回かけました。取れました>< お席は一階O列下手の端っこ。一段高いとこのステージ真横です。真横ですけど目の前です、ある意味。自力チケットより断然近いです真横ですけど。
また感情の赴くままに書き散らしますね。ネタバレですよ。
最初の一言目はまだちょっとうーんな感じに聞こえたんですけど、B作さんとの掛け合いの場面までくると断然良くなった気がして、一幕は二回あるんですけどどっちも良かった…
やっぱりあの低い声色って抑揚つけづらいし、たとえ滑舌が良い人だとしても言いにくいと思うんですよ、女の人や元の声が高い人が男っぽい人のモノマネやってるみたいな感じで。一幕のB作さんとの掛け合いは地声だから演技もやりやすいんじゃないかな。
まぁ実際滑舌そこまで良くなったか、と言えばまだまだなんですけども、それでも二日目よりも確実に良くなってた。矯正器具を外したのでは? と書いている方もいますね。私はやったことがないので分かりませんが、確かに一朝でそこまで修正できるのも難しいのではと思うので、そうかもしれません。
ジョーンとの掛け合いは基本低い声色なんですけど、場面転換で話している時、(新人の芝居どうなんだ?とか)あそことか普通っぽくて好きだった。二日目見た時はずっと延々不機嫌みたいなマーロウたんだったけど、今回所々ちょっと軽く感じた、特にこことかすごくのんきな感じに聞こえたな。素のマーロウがちゃんといるんだなとかふたりで生活してるっぽい感じ? ちょっと意味分からないか、なんか普通なの。
G2さんの演出が元々そうなのをひかさんが思い出したのか日が経ってそうなったのか分からないけど、そのおかげで二幕以降の悲惨な状況がより強調されて良かったと思う。
最初の小悪党どもが帰ってからのふたりも良かったね。なんで偽金製造機なんか買ったの?!のとこね。
でもヒカさん、どこを噛んだとしても場面転換は噛んじゃダメだぁ…! なんとなく、のとこぉ!!
それはそれとして今回一番引き込まれたのは、二幕のフライザーと対決からの劇中劇。
爆弾騒ぎの直前、あそこほんっとうに良かった…。フライザーとの絡みはだいたい良いけど、そのやり合いのまま劇中劇に入って、あああもう、泣けた…一回見てるのに。すごく良かった…。まさに迫真。
だから、故に、その後のウィルとのふたりのとこなぁ…。あそこずっと例の低い声でちょっと棒読みに聞こえるんだよね、ゆうやが良いだけに惜しい…普通の声色じゃダメなのかなぁ…でも一幕のB作さんとの掛け合い思い出して思うけど、やっぱ地声、可愛い…顔も可愛いけど声も可愛いから、ゆうやみたいに普通に喋ってイケボなタイプじゃないから仕方ないのかな。
確かにね、滑舌なことやセリフ量、いろいろマイナスなことを言う人もいるし言われてもしかたがないと思うところもある。自分の目がヲタの欲目があることも自覚してます。
でもそれを置いてもね、乗り越えられ、ないかもしれない、乗り越えるには死ぬ気でがんばるしかない課題を与えられた八乙女さん、本当に良かったと思いませんか?
ここを必死にやれば、いやきっと彼はやるだろうしまさに今やってるけど、これは彼のターニングポイントになる!と思うのよ(まぁ殺風景や24時間の旗もそう思って、その後ほとんど個人仕事はあれだったわけですけどね、バラおじさん…になるって)
あれ? でも薔薇おじさんにはなったわね笑 笑うところじゃねぇ―――っ><
初日までに100%仕上げてこいって言う人いるのは当たり前でしょうし、私もそう思って前回はその気持ちもあって書いたけど、いや今持ってる気持ちは、うーんヲタだからと言われたらその通りなんだけど、このマーロウって役はG2さんあて書きなんじゃない!?って思うほど今の光さんそのものなんですよね。マーロウの役はもっと年上が良いんじゃないかって書いてた人もいたけども、29歳で亡くなる人なんだからまさにこの年。
マーロウが若さ故のエゴと傲慢と弱さの中で生に足掻くさまは光さん個人の足掻きにも見える。それはヲタだから余計そう思ってしまうと思うんですが、最初は確実にあったネームバリュー、仕事の質、それが追い越される苦しみを光さんは多分身をもって知っている。ヲタも見てきている。それを一度たりとも態度に出す人じゃないけどね。
だからね、日を追うごとにマーロウがダメだったり良かったりするのもまさに彼の人生を見ている気になるのかなーって。
もちろん初日から100%に近い完成度にするのは当然なんだけどさ…でもさ(いじいじ><)
そこはヲタだからさ…。
しかし今回真横下手だから、1番好きな3年後の再開にみなが湧くところで暗い表情で静かに佇むシーンで顔がずっとよく見えて、また騒ぐみなさんから見え隠れするのがまたより切なくて、そこだけ双眼鏡で見たらピンぼけするみなさんがインサートする中微動だにしないマーロウだけにピントがあっててまるで映画のようだった。自分の視界だけのね><
あと劇中劇のラストが横から見られるからその熱い棒がまぁよく見えて以下略
長くなってしまった。
予定ではあと1回観に行くのでまた書くかもしれません
もういいですかね>< まぁいいか
今回もちょっと何言ってるかわかりませんねすいません><
薔薇と白鳥 感想<ネタバレ>
感想書こうと思ったんですけど、なんか上手いこと言葉が出てこないので感情のままに書きました。思い切りネタバレです。お気をつけください。
席は3階真正面でした。ステージが2階ありなのと防振持ちなのでまったくストレスフリーで見られましたね、特に1幕の最初の方は2階で話が進む事が多かったのでまるでそこにいるかのように。
寝てるとこ、ずっと鼻の穴見てたなんて言えやしないよ絶対…。
ヒカさんあのセリフ量、本当にがんばりました。がんばりました、が…圧倒的に時間が足りなかったんだなとも思いました、お稽古の…。低く喋ってるのと滑舌の悪さの相性があまりよろしくなく…普通に喋っても良かったんじゃないかなぁ。声高いから可愛くなっちゃうのかな。後半は舌が追いついてない感じにも聞こえました。
でもマーロウでした。そこはもう、マーロウでしたよ。イギリスの、成功した、自分の思うがままに生きた、闇の世界にも足を踏み込んだ、面白いことを探した、必死に書いた、書いた、書いた、作家がそこにいました。
ホント、存在感ね。インテリやくざって言うのかな、汚い言葉遣いで低く喋ってる中にもインテリの要素が見え隠れするマーロンさん、荒んでいくのと良い芝居を書きたいという葛藤と、その表情は入り込みました。
特に2幕の前半、みんなが3年ぶりの再会に沸いてる時にひとり輪に入らず佇んでいるところ、あの暗い表情。一生見ていられると思った!!! あの手の顔させたらマジで右に出る人は少ないと思う…普段がふにゃっとしているから余計…。
あと2部後半、ヘンリー二世だっけ? の脚本をやるところ、武田さん扮する執事か死刑執行人とのやりとりからの縋るとこ、いやぁ良かった…。
ユウヤとのやりとりはねぇ…ユウヤ初舞台とは思えないほど良かったけども、なんだろ、シェーさんのエピちょっと説明不足じゃない? とは思った。何故書いたこともない人が突然書くことになったのか(カトリックのスパイとして入り込む為とはいえ、だったら経験値ある人でも良くない? わざわざ書いたことない強調するのなにか意味あるのかなと思ったけど単に天才ですをアピールする為?)マロたんにスパイの葛藤があるのに、シェさんは1部では特にそういうのないから爆弾騒ぎ始まって突然葛藤し出しても??ってちょっとなったかな、もっと確信犯なのかと思ってたし。
ヒカさん時間なかったんかなーと思ったけど、G2さんもあんまし時間なかったのかなとはちょっと思っちゃった。手抜きとかじゃなく、これを題材にするには時間が足りなかったのかなって、時代考証とかも現代劇と違ってやんなきゃだしね。
あと最後マーロウが遺した脚本はどうなったの? あれせっかく持ってきたんだから、最後語りの時にジョーンかウィルが実は持って逃げてました、でも良かったんじゃないかな。後に公演されたらしいし。あれだと2部のがんばりなんだったのってなる…ウィルを命賭けて救うのにもちょっと理由が弱い感じしたかな…私たちは後にシェークスピアになることを知ってるけど、マーロウは知らんわけだし。
てか私が見逃しただけで実は誰か持ってた? そしたらごめんだよ…><
ジョーンとオカマエピもちょっともったいなく感じたかな。おかまだ同性愛者だって言ってるの周りだけで、本人はまったくその態度なかったよね。最初だってNTRなんだなーと思ったらあの人やらないって言うから、じゃあ別に1幕ど頭男とやってるとこバレても良くない? って思ってしまいまして、いやあのマーロウたん色々面倒くさそうだから見られたくない気持ちは分かるけど笑
ジョーンとやれないけど好き合ってるエピとか(ジョーンはマロたんのこと好きだってエピあったけど、マロたんの方はあんまり感じられかったから)フライザーと昔の男なのかな? てエピがあっても良かったような。それとも周りはそういう下世話な話をするけれど本人は全く関心がなく、一番ゲスっぽいマロたんが最も芝居に純粋でした、ってことなのかな…多分そうなんだろう。自分の理解が足りなくてすまない…。でもゲイっぽい演技見たかった…つまり自分が一番ゲスい…知ってた……。
ともかく、この先疲れも蓄積されてきた時お芝居がどうなるのか、舌はちゃんと回るのか、でもきっとヒカさんだからきっと次のステージに繋がるなにかを見いだせるんじゃないかと、偉そうですねすいません。って心配になるくらいのセリフ量だからさ…ずっと出っぱなしで普段喋ってるのとは違う発声で、普段自分がいるのとは違う世界に入り込む。
これだけは言えるんですけど、確かに時間が足りないなって感じは受けましたけれども、滑舌も決して良くはないけれども、セリフが薄っぺらいなんてことはまったくなく、そこは本当にマーロウでした。自分の中に納めたんだんなあのセリフ量を。ってそれは間違いなく。
次見るのは、当日券が取れなかったら中日くらいなんですけど、どのくらい変わってるのか変わってないのか、とても怖くて楽しみです。
全然感想になってなくてすいません。